Lion/キレイキレイ 泡ソープディスペンサーの修理

ガジェット

コロナで手洗い頻度が増えてから、手動ポンプ式のディスペンサーを電動に買い替えました。

めっちゃ便利です。
ポンプ式だと直接押さなければならず、ポンプ周辺が濡れてビチャビチャになるのですが、電動だと直接触れる部分がないため水垢汚れが溜まりにくいメリットがあります。便利なんですが、調子悪いので修理をしてみました。

現象

不具合としては、泡になってハンドソープがでてくるはずなのですが、空気だけ吹き出して空打ち状態となってしまいます。

構造を確認するとタンクが密閉されているため、液が減るとタンク内が負圧になり空気をホース内に吸い込んでしまうのではないかと思います。

タンクのふたが負圧対策の構造になっていると思われますが、どの程度機能したいるのか謎です。2台購入して二つ目から蓋がマイナーチェンジしており、泡が出ない対策ではないかと思われます。

何度も手をかざしてポンプを動かしてやると泡が出てきますが、翌日には使えなくなっていたりします。最後には何度も手をかざしても泡が出てこなくなり対策に乗り出した次第です。

分解と対策

液がポンプに供給されていないことが原因と思っており、ネットやAmazonのレビューを見ると同じようなことを考えて既に対策してる方がおられました。

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負圧で液戻りしているなら逆止弁が有効です。一方向にしか液が流れないため、負圧によってチューブ内に空気が混入することを防いでくれます。


分解方法は既に公開されている方がいましたので、そちらをご確認ください。精密ドライバーがあればネジを何本か外して簡単に分解可能です。


右がタンクで、タンクの底からパイプで吸い上げ、タンクの上からチューブを通してポンプへ供給します。

このポンプへつながるチューブ内に空気が混入すると空打ち状態となってしまいます。この部分への空気の混入、逆流対策で逆止弁を追加してみます。


ポンプを持ち上げと簡単にずらせるため、作業しやすいようにタンクを外します。


長さを測って逆止弁を追加する分のチューブをカットします。逆止弁の向きを間違えないように奥までしっかりと差し込むと取付けは完了です。

あっさり対策完了です。

逆止弁追加の効果

逆止弁追加によりエア噛みが無くなり泡が出るまでの時間差がほぼゼロになりました!
手をかざした瞬間に泡が出てくれるのでストレス激減しました。最初からこの機構を付けてほしいですね。。。

↓は対策後にしばらく使用した写真です。
右のチューブがタンクからのラインになります。ここが液で満たされた状態でエア噛みはありません。逆止弁効果があったのかなと思います。

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