レンガの切断方法 ダイヤモンドカッターとダイヤモンドホイール

DIY

自宅の外構を部分的に自分で作っています。
インターロッキングを並べたくて試行錯誤しながら楽しく作業しています。

隅っこの方や斜めの部分はどうしてもレンガの収まりが悪く、きれいにレンガを並べるにはカットして形を整える必要があります。

ダイヤモンドカッターで切断してタガネで割った状態

カインズの激安ダイヤモンドカッター

カインズホームで5枚入りのダイヤモンドカッターが1280円で売っていました。
他のダイヤモンドカッターは1枚で1200円〜数千円と高額工具の部類になるのですが、カインズオリジナルのこの商品はなぜか破格で購入できました。

安さの秘密はダイヤモンドの量と基盤の材質?

カインズオリジナルでも1枚入りと5枚入りの2種類があります。
どちらも1200円ほどなのですが、パッケージの品質表示の部分を見てみるとダイヤモンド合金の使用比率に違いがあるようです。

ダイヤモンドの比率は以下です。
5枚入り:15% 1280円
1枚入り:18% 1280円

使っている基盤の材質も違うみたいです。おそらく耐久性に影響があると思われますが、それにしても5枚入りは安いですね。

何個かレンガを切断してみましたが、切れ味は特に不満がありません。サクサク切れてくれます。
素人のDIYレベルであればカインズの5枚入りダイヤモンドカッターはかなりコスパが良いと言えます。
耐久性や作業スピードが重視されるプロの方は高価格帯のカッターが必要なのかもしれませんが、ちょっと使いたいだけならカインズの格安カッターで全く問題ないと思います。

アマゾンでも似たような商品が1200円前後で出品されています。

切断面を整えるダイヤモンドカップホイール

厚みのあるレンガやコンクリートブロックはダイヤモンドカッターで切断後にタガネで割る必要があります。刃が届かない部分があるのその部分をタガネを使い割るイメージです。

ダイヤモンドカッターの切断面はフラットでキレイなのですが、タガネで無理やり割った部分はゴツゴツした表面になってしまいます。

ゴツゴツ面があるとレンガとレンガの間に隙間ができてしまうし、逆にきつくて狙った隙間に収まらないこともあります。

そこで登場するのがダイヤモンドカップホイールです

カッターが切断するのに対し、カップホイールは平面研削で面を整える効果があります。

フィンの部分がダイヤモンド合金になっていて、広い面を削りながら整えていきます。

このダイヤモンドカップもなかなかコスパの良いアイテムで2000~3000円で購入できます。

実際に使ってみる

↓の写真が切断後、研削後の写真です。
厚み6cmの一般的なインターロッキングレンガを加工しています。

右:ダイヤモンドカッターで切り込み入れてタガネで割った状態
左:タガネで割ったあとにダイヤモンドカップで平面研削をした状態

写真だと分かりやすいですね。
ダイヤモンドカップで削ると面がかなりきれいになっているのが確認できると思います。
インターロッキングで隙間にピタッと収めたい時は、少し大きめに切り出してダイモンドカップでサイズを微調整するのが良さそうです。

↓ダイヤモンドカップ使用後
面の高さにばらつきがあるのか、片当たりしてます。
ちょっと使ったくらいでは全く減らないので素人DIYでは1個持っておけば永く使えそうです。(永久に行けるか?!)

微妙に値段が高いので買うのを躊躇していましたが、タガネだけでカットするよりキレイに早く仕上がります。グラインダーをお持ちでレンガをキレイにカットしたい方にはダイヤモンドカッターとダイヤモンドカップはオススメです。


作業時は粉塵対策が必要

カッターもカップもどちらもすごい量の粉塵が発生します。
私は防じんマスクと安全ゴーグルを付けて対策をしています。
マスクをしていても口の中がジャリジャリすることがあるので、作業量が多くなりそうな方は必須の装備です。粉塵以外にも回転工具が破損し飛んできたときの目の保護にもなります。
かなり危険な作業ですので、安全対策はしっかりと実施したほうが良いですね。

余談ですが、富士山の噴火に備えて防じんマスクのフィルターを多めにストックしています。


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