先日導入したSynologyのDS218playを設置環境の都合で引っ越しさせました。
現在のNASサーバの設置環境と問題点
暫定で設置していたDS218はケーブルのごちゃごちゃやUPSがデカ過ぎて設置できない問題などを理由に、現在の場所から別室に移動することとなった。
現在の設置場所は光コンセントが来ている近くで、Wifiのルーター(親機)と有線でNASサーバを接続できる環境にある。速度的にはこの接続方法が理想的なのだが、追加で購入したUPSが予想以上にデカく別室に移動せざるを得なくなった。あと耐震や子供のイタズラなども考慮するとHDDは別室の静かな場所に置きたいというのも本音の一つ。
いろいろ調べていくとWifiの子機を追加するとそこから有線でNASと接続が可能になるらしい。
更に調べると子機側のEthernetポートの速度が1Gbpsと100Mbpsのモデルが存在する。親機の実効速度800Mbpsもあるので有線が100Mbpsでは無線の高速通信を享受できない。
今回追加する子機は有線接続で1Gbpsのものを選定した。
Wifi子機の選定
下の図が子機追加のイメージ。今まで親機からダイレクトでつないでいた位置に無線子機を追加してNASサーバを別室に移動させる。家中に有線LANを張り巡らせるのが理想だが、賃貸なのでそこまでの改装は不可能。
親機がNECのWG1900HP2を使っている。バッファロー製のルーターが壊れたときの対応が非常に悪かったので思い切ってNECに変更をした。NECに変えてからは明らかに接続が安定するようになり回線速度も早くなったように感じる。
そんな事もあって子機もNECで探したところ、メルカリで2000円ほどのWF1200HP2を発見した。子機にも使えて有線1Gbpsで使えることを確認し購入。と思いきや。。。
記事を書きながら『WF1200HP2』のスペックを確認したところ、有線は100Mbpsであることが判明。。。。
いろいろな機種を見比べているうちに見間違えたらしい。。。
痛恨のミス。。。
現在は接続が完了しNASへのバックアップ用途のみで使用しているのでそれほど回線速度は気にならないが、NASをメインのデータストレージとして使うようになった場合は有線LANの速度がネックになる可能性がある。
そうなったらまた買い替えですかね
NEC WF1200HP2 子機接続手順
子機として接続するには本体の横のボタンを『CNV』というコンバーターモードに切り替えて設定を行う必要がある。
NECのWebの設定マニュアルを見ながら『らくらくスタートボタン』を押しながらやってみたのだが一向に接続できる様子がない。
ネットで探し回り以下の手順を見つけた↓
この手順は簡単に見つかる設定マニュアルの設定方法とは異なり、『らくらくスタートボタン』の押し方が複雑になっていた。LEDが点滅したらボタンを離し、色が変わったら再度長押し、と上のマニュアルに沿って設定を行って接続完了。色々つないでみたり、ネットで同じ症状探したりと結局3時間位を接続作業に費やしてしまった。
最終的にはやりたかったNASサーバの別室設置が実現したのでとりあえず一安心。UPSとNASをつなぎ停電、落雷対策も万全だ。
棚(サーバラック)をDIY
UPSネタでわざわざ棚を自作した。寸法を測った作ったので空いていたスペースにピッタリ。メタルラックも手軽で良いが、木だとカスタマイズするときのコストが安く済むので気に入っている。