我が家ではMac miniとHome Assistant、SwitchBotプラグミニ、Echo Dot(Alexa)を組み合わせて、子どものテレビ視聴時間を管理する「テレビタイマー」を自作して運用しています。
最近この仕組みに「夜9時のカウントダウン」を追加したところ、子どもたちが自分からテレビとゲームをやめるようになりました。思った以上に効果があって面白かったので記録しておきます。
タブレットの使用時間の管理については以前の記事にまとめています。
これまでの問題:お母さんが負けて9時半、10時まで
夜のテレビとゲームは、子どもたちとお母さんの攻防戦でした。「もう終わりにしなさい」と言っても「あとちょっと」が続き、最後はお母さんが根負けして、9時半や10時までテレビ・ゲームをしている日も珍しくありませんでした。
私は帰りが遅いことが多く、この時間帯はどうしても妻のワンオペになりがちです。親が毎晩言い続けて消耗するのではなく、仕組みでなんとかしたいと考えていました。
新しいルール:支度を済ませたら夜9時まで
そこでルールを見直しました。
- 歯磨き・お風呂・寝る支度をすべて済ませたら、夜9時までテレビ・ゲームをしてよい
- 9時を過ぎても続けていたら、1週間テレビとゲームは禁止
普段はテレビもSwitchも夜8時で時間切れになるように設定していますが、支度を全部済ませたら、テレビとSwitchの制限を一時的に解除して9時まで使えるようにしています。
ポイントは「先にやることを済ませれば、9時までは堂々と遊べる」という順番にしたことです。
テレビタイマーに追加した機能
ルールだけだと結局また「あとちょっと」になるので、テレビタイマー側に夜9時に向けた仕掛けを追加しました。テレビがついているときだけ、Echo Dotが次のように声をかけます。
| 時刻 | Alexaのアナウンス |
|---|---|
| 20:55 | 「夜9時まで残り時間は5分です。寝る時間です。9時をすぎると1週間テレビとゲームは使用禁止になります」 |
| 20:57 | 同じ内容で「残り時間は3分です」 |
| 20:59:30 | 「30、29、28……1、ゼロ」とカウントダウン |
| 21:00過ぎ | まだついていれば「9時を過ぎました。パパに連絡します。」を3回 |
5分前・3分前のリマインドで心の準備をさせて、最後はカウントダウンで締める流れです。途中で自分から消せば、その後は何も鳴りません。
仕組みのざっくり説明
- テレビの電源はSwitchBotプラグミニ経由で、消費電力からテレビがついているかを判定
- Mac mini上のHome Assistantが時刻とテレビの状態を見て、Alexa Media Player経由でEcho Dotにしゃべらせる
- カウントダウンは1秒ごとに送るとAlexa側で詰まってしまうため、10秒分ずつまとめて読み上げさせている
技術的な細かい話は、別の記事でまとめる予定です。
結果:9時ですぱっとやめるようになった
導入してみると、想像以上に効果がありました。
- お風呂や歯磨きに協力的になった:ゲームをしたいので、これまで長引いていたお風呂や歯磨きを自分から進んで済ませるようになった
- 9時ですぱっとやめる:9時になると、だらだら続けずに自分たちでテレビ・ゲームをやめるようになった
特に効いているのが、9時を過ぎたときの「パパに連絡します」の一言。実際にはパパのところに連絡は来ないのですが、効果は絶大なようで、お姉ちゃんが率先してテレビの電源を切っているそうです。笑
思うこと
効いているのは、おそらく次の3つの組み合わせだと思います。
- 終わりの時間が「見える」:5分前、3分前、カウントダウンと、終わりが近づいていることが段階的に分かる
- 言うのが親ではない:機械が淡々と告げるので、交渉の余地がない
- やることを済ませたご褒美になっている:支度を先にやれば、その分長く遊べる
タブレットのスクリーンタイムを導入したときも、「終わりが分かっているから自分で調整する」ようになったと感じましたが、テレビでも同じことが起きました。親が言っても聞かないことも、ルールと仕組みがはっきりしていると自分で守れるようです。
今のところ上手く回っています。今後も変化があれば追記していきます。

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