アパートの窓の断熱性能が低く、いつも冬になると寒い思いをしている。毎年何かしらの冷気対策はしているのだが、今年はちょっと頑張って例年より効果のありそうな対策をやってみた。
1000円以下でなんちゃって二重窓化
内窓キットなる商品が販売されている。値段を確認すると5000円以上するものが大半で、賃貸アパートの改造でそこまでお金掛けるのはどうかと思ったので似たような構造を自作してみた。
- 材料
- 養生プラダン
- レール
- 両面テープ
1畳分であればホームセンターで1000円以下で材料を揃えることが可能。養生プラダンというのがミソで、ポリカ板や普通のプラダンと比べると薄くてペラペラしているが価格が安い。1畳くらいのサイズで300円しないので気軽に切った貼ったの改造ができる。
レールは用途が分からないがプラダンにしっくりくるサイズをホームセンターで確認しながら選定。たしかそこそこの長さで100円しなかった。とにかく安いので長めに買っておいた方が良い。レールとしての使い方以外にもプラダンがデロンと曲がってしまうので骨としても使える。横にセットしてレール。立てにセットして背骨。
内窓なので開閉できるようにレールを2列で配置する。2列のレールは売っていないので両面テープで二本を背中合わせ貼り、それを窓枠に貼る。
窓枠の上下に同じようにレールを設置したら長さを調整したプラダンをレールに差し込んでいく。
レールの長さが足りなかったのと手作りなので見た目はショボいが機能はそれなり。
プラダンはお互いが少し重なる幅にしておくと冷気が入りにくくるなる。強度の低いプラダンなので縦にレールをセットしてやると曲がりにくくなる。(背骨)
一応開閉できるが若干渋いので一冬の間ほ二重窓は開けずにこの状態で過ごす予定。
思わぬ副産物としてプラダンで光が拡散されて部屋の中が明るくなった。冬場の横からの日差しをマイルドにして、さらに拡散させるので直射日光が入らないけど明るくなって一石三鳥の効果はある。
100円の隙間スポンジで冷気をシャットアウト
セメダインの隙間テープでサッシの隙間から入ってくる冷気を防ぐ。スポンジに両面テープが貼られている商品で100円くらいで買える。
まずは冷気が室内に侵入してくる箇所を探す。夜とか寒いときに手をかざすとビックリするくらい冷たい風が流れ込んできているので、そこに隙間テープを貼り付ける作戦。
隙間を確認したらテープを貼る場所をキレイにする。ホコリとか汚れがあるとテープが剥がれてしまうので。
貼り付けるとこんな感じ。テープは一巻き2メートルなのでサッシの1辺に貼るとだいたいちょうどの長さになる。
戸を閉めるとスポンジが潰されて隙間がなくなる。
効果のほどはというと、かなり効果があり!
夜間は足元をスーッと抜ける冷気にブルブルしていたが、隙間テープを貼ることで明らかに冷気の流れが止まった。
機密性が上がるので石油ストーブやファンヒーターを使用する場合は要注意。うちの場合はまだまだ隙間が多くかなり冷気が入ってくるのでそんな心配は無用なのだが…
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